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2010年9月28日 (火)

【映画】半分の月がのぼる空

我等がようちゃんが出演。
KKP出演歴ありの、
西田征史さんが脚本の映画です。

珍しく、公開初日にみにいったんだよね。


「清らかな気持ち」になりたい人にお勧めしたい作品です。


ありがちな設定の、ありがちな「初恋もの」だと油断して見て欲しいと思います。
「どーせ、セカチュー系」と思ってみるのが良いと思います。←私。

肝炎を患った高校二年生の裕一(池松壮亮)と、
心臓病で入院している里香(忽那汐里)。
二人の恋模様と
大切な人を救えなかった失意の中に囚われた医師の夏目(大泉洋)の
喪失感が交錯するストーリーです。

私、映画館で泣けないんですよ?

なぜ、いいなとおもったのかは、
続きをどうぞ。

ありがちな短命な子供を扱う「お涙頂戴」ストーリー……ではないのです。


二人の恋が、「成長出来ないから叶わない」のは途中から薄々感づいているんですが、

どことなく、ほほえましく笑える所があるのは
宮藤版「流星の絆」のような「行間の笑い」が重視されているからかなーとおもいます。。

やるじゃん、西田さん。

宮藤版の流星が
「遺族だって笑うんだよ」と表現していたように

生きているなら、重病の人も笑うことだってあるという所を
表現しているのかなと思います。

池松くん・忽那汐里さんの爽やかな魅力と、
大泉さんのいつもとは違う抑えた演技、
安定した濱田マリさん・・・という役者力は勿論ですが、
8冊に及ぶ長編小説を巧みにまとめ上げた西田征史さんの脚本力がすばらしいです。

さらには原作にない大どんでん返しをつけちゃうなんて。
気づかなかったよ。
すごいよ、にしやん。


そして映画を見終わった心に残るのは「ずっと」という言葉・・・。
作中で裕一と里香は二人とも「ずっと」一緒にいたいとおもう。
一瞬でも長く一緒に居たいと。

けれど、「ずっと」というのは幻想で、
物事にはいつか終わりが来ると
大人の夏目(大泉洋)や私たちは判ってしまうんですよね。
願っても叶わないこともある、と。


それでも見終わった後、
幻想と判っていても「ずっと」と切に祈ることが出来る事は
とても幸せで、一瞬一瞬を重ね「ずっと」に限りなく近づけることは
できなくもないのではと思わされます。

甘く酸っぱく、気恥ずかしい感じのする「初恋」を思い、
「ずっと」って、何だろうと思いながら家に帰りました。

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