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2010年2月 7日 (日)

【鑑賞】Drパルナサスの鏡

見終わった後の私の感想

「目が回った」でした。

楽しかったですよ。アトラクションみたい。

あと、「大人はコレを見て反省するがいい」と

とても偉そうな感想を持ちました。

そしてこの映画をどうせ映画館で見るならば

最後の最後、映画館が明るくなるまで絶対席立たないでくださいね。

ま、これ、

堺さんが表紙だったキネマ旬報の

テリー・ギリアム監督のインタビューでもうネタバレしちゃってるんだけど

すっかり忘れてた私は

かなりこれで「目が回った」状態に拍車がかかっちゃいました。

続きを読む、の最後に書きます。

ヒース・レジャーの、未完の遺作が

ジョニー・デップと

ジュード・ロウと

コリン・ファレルの友情と

監督の発想の転換と愛情で

世に出たというエピソードもありますが

なによりそれで「完成させたこと」がすごいなと思います。

そして実は「ダークナイト」みてないから

ヒース、初なんですが・・・魅了されました。

キュートでセクシーな役者さん。

とても惜しいヒトを亡くしたのだと思いました。

では畳みますね。

ストーリーの主軸は「悪魔との契約」という、

西洋の昔話によくあるモチーフかな、と思います。

Drパルナサスは、悪魔と賭けをして1度勝ち、

「永遠の命」を手に入れる。

しかし、「寿命がほしい」と望んだ博士は

次の賭けで負けた時に「自分の娘(リリー・コール)が16になった時に悪魔に渡す」という

約束をしてしまう。

パルナサスの鏡という演目を見せながら

旅一座の形式で町を回りながら、

娘を渡さないために賭けに勝つ策を練る博士は

あるとき橋から身投げしているトニー(ヒース・レジャー)という青年と出会う・・・

鏡の外に居るトニーのシーンをすべて取り終えていたからこそ

この作品は完成できたのでしょう。

鏡の外のトニーがとても魅力的でした。

でね、1度目に鏡に入ったトニーの役が

一番時間のなかったらしい

ジョニー・デップが演じているのですが、

ここがね、凄くキレイだった。

トニーは仮面(口元だけ見えるもの)をつけて、

お客様の婦人を追って鏡に入っていくんだけど

どこからジョニー・デップに変わったかが分からなかったのです。

「お顔を見せて」と婦人に言われて初めて仮面が外れるのですが

そこで突如ジョニーになってる。

実際、もしかしたら途中はヒースなのかもしれないけどね。

たぶん、テリー・ギリアム監督はヒースのシーンを極力残しているだろうし。

ただ、仮面のトニーがヒースじゃなかったなら

それだけ、ジョニー・デップがヒースに寄せて演じていたのだと思います。

ジュード・ロウもとてもコミカルに、

ちょっとイメージの違う役である鏡の中のトニー#2を演じています。

コリン・ファレルは一番長いかな。

そして一番大変なところだった気がします。

ちょっとね、前の二人と比べて顔つきのタイプも違うんだけどね。

彼がいたから完成したのだなぁと思いました。

そしてリリー・コール。めっちゃキレイ。

この作品で、

自分の身勝手な欲望に気づいてドキッとしたりして、

反省して

ファンタジーに身を任せてみてください。

現実と非現実のハザマに

きっとはまり込んでしまうから。

鏡をみるのが、怖くなります。

なにか、身勝手なところを反省しているヒトほど。。。





そして最後。

そう、さいご。

あれです。


書きますよー。


下げて書きますから

見に行く方は

どうぞ

みないでね。

























**********************
エンドロールが終わって、

暗くなっても明かりがつきません。

そして数秒後・・・

携帯がなります。

「誰やねん」って思います。

(たぶん、どこかの座席という感覚があるはず)


そしたら

同じ音がまた、

そう、また・・・なります。

そして、

不思議なことに

その同じ着信音に私たちは聞き覚えがあるのです。




そう、「トニーの電話」。



劇中、

鏡の外にいたトニー(ヒース・レジャー)が持っていた携帯の音なのです。


監督はいいます(キネマ旬報より)

『「誰かがヒースに電話をかけているんじゃないの」遊び心さ』と。

でも私は思います。

ヒースのいる死後の世界や、

トニーの行った鏡の中と

現世が、つながったと。

ちょっとぞぞっとする終わり方です。

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