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2008年5月18日 (日)

鑑賞☆労働者M

見ました。
唯一持ってる、ケラさんの舞台ソフト。

だいぶまえにWOWOWで放送があったものです。

貫地谷しほりちゃんがかわいいです。

ネタバレ…という感じではないです。説明できません。


最後のインタビュでケラさんがおっしゃってましたが、
「解ろうとすると難しい」舞台です。

作者が「感じてほしい」と作ったものだから。

「答えはあなたたちが決めること」らしいので、書きます。


では、私の感じたことです。どーぞ。

オープニング。大切なセリフやシーンが欠落することがあると、
偽物小泉今日子と、偽物堤真一から説明があり、
間違いだらけのスライドがでて、
客席側から他の出演者が
歌いながらでてきます。
圧巻です。

ゆるさから、ハードに持っていかれる感じ。

「働け〜」の歌のあと、
革命がいかにバカらしいことかが語られる。
それが、ゼリグが受けた教育の内容。

一番集約されてるのが、ゼリグ(堤真一さん)の家族のシーンだと私は思いました。


父(松尾スズキさん)は迎合することを
ゼリグと「その、なんか、妹」(貫地谷しほりさん)に教えている。
母(秋山菜津子さん)は父に迎合する。
妹は名前を呼ばれず、
両親が社長のもとへいくと、
担任に身体を触られたことを兄に相談する。

父は社長に迎合しすぎて、
「意見がない」からクビになる。
職安のトラブルで人を刺し、刑務所に入る。
(トラブルの原因も言葉ではなく擬音に欠落しているから、
何を訴えたかはわからない。)


父は刑務所で、最後の迎合をした後、自らの意志と忍耐で《窒息死》する。
そんな父を初めて母は、迎合ではなく誇りに思い、
子供をつれてあとを追う。
***********

何かに迎合するのは生き易い。
意見をもつのは、弾圧されるかもしれない。
どちらが正しいのかは、
心にしかわからないのかなと思います。

***********

そのガス自殺の生き残りゼリグの話が本編です。

革命を悪と教えられたゼリグが、
8年の昏睡から覚めた時、目の前にいたリュカ(小泉今日子さん)から市民運動に誘われ、
革命に身を投じていく、話。

本編はもう一つあるんだけど、これは黛さん(松尾さん)が破綻していく話がメイン。

死の淵にたったことのある人たちが、
電話相談というシステムからねずみ講をやってる話。
**********

どちらでも、池田鉄洋さんがキーパーソンでした。

あと貫地谷さんは、大きな役ではないけど、
清潔感溢れる人(狂ってるとみられるセリフ有)と
ギャル風の人(普通に見え、
夫を死に追い詰めた職場の人と身体の関係をもつ)
の2役が、素敵でした。

分かりやすいんです。彼女の役の人。
他の役より現実を感じます。

何が正しいか、誰が正常か、

誰が狂っているか、何が悪か。

その人そのものか、彼が今いる立場なのか。

すべて、自分の心にしかわからない。
なんかそんなことを感じました。

長いので、見るには頭の健康と、時間が必要です。


内容が難しい印象があるけど、一度、いずれ、
ケラさんの舞台を他者として客席で見てみたいと思います。

あと、松尾さんはやっぱり松尾さんだなっと。
動きが、セリフが、松尾さん。

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